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東日本大震災も早いもので今年で8年も経つんですね! 私が住んでいた当時の小名浜の魅力を伝えつつ震災の話をします。
小名浜の魅力
私は以前、仕事の転勤で家族みんなで福島県いわき市小名浜に引っ越しました。
自動車でも常磐道で3時間位です。
私の地元は埼玉秩父なので車で4時間半位は掛かりますが^^;
小名浜は港と言う事もあり海産物が有名で、地方からの観光客も沢山来る所です。
海が綺麗で海の幸も美味しく、地元の回転寿司などは、ちょっとお高いお寿司屋さんで食べる位のネタが格安で食べれるのが最高でした。
港には、いわき・ら・ら・ミュウと言う特産物を売っている観光客に向けた市場的なお土産屋さんがあり、海産物買ったり、美味し海鮮料理なども食べる事が出来ます。
またすぐ近くにはアクアマリーンふくしま水族館もあり、子供から大人まで1日遊んで楽しめる所です。
少し離れた所には三崎公園もあり、太平洋が一望出来るいわきマリーンタワーがあったり、ちょっとした遊具で遊べる所や芝生の上を滑って遊べたり、シートを敷いてお弁当を食べたりも出来るので1日ゆっくり出来る所です。
夏は海水浴に訪れる人も多いです。
また、1年中遊べる温水プール【スパリゾートハワイアンズ】などもあり、宿泊施設も整っているので、結構そちらにも多くのお客さんが来てます。
フラダンスショーを見たり、温水プールでスライダーで遊んだり、ゆっくり露天風呂に浸かっり出来て子供からお年寄りまでゆっくり1日過ごせる所です。
人が多い時は流れるプールが芋洗い状態になる位多くの人で賑わいます。
そんないわき市に3年間住んでいました。
こんな住みやすい所があるのかって言うくらい良い所でした。
然し、2011年3月11日あの日の惨劇
私が引越して6年後に大震災は起こりました。
地震発生から数時間後にその頃に知り合った知人の安否が気になり電話したんですが全く繋がらない状況でした。
今みたいにSNS(LINE)とかの交換などはしていなかったので連絡手段は電話のみでした。
それから1日経って電話を掛けたら繋がり、本人が出た瞬間!良かったって思いました。 そして話の中で地震での被害状況の話しを聞いてビックリしました。
津波が来るって思った知人は高台に逃げて無事だったようです。
津波の恐ろしさを目の当たりにした知人はこの世の終わり位な光景だったと話してました。
大変な時にあまり長電はも出来なかったので、安否確認だけ出来たのでホットして電話を切りました。
知人の家も流され、被災しました。
現在は親戚の家にいるみたいですけど...。
震災発生から一年後に以前住んでいた所に行ってみたんですが、私が住んでいた所は被害は殆ど無かったのですが、良く遊びに行ってた海岸沿いは、私が記憶している風景とは別世界でした。
海岸沿いの建物とかは、全て流され無くなっていました。
知人宅も無くなっていました。
震災当時のいわき市小名浜港周辺を捉えた国土交通省提供の記録写真です。
1度は私が住んでた町なので、ほんと忘れる事は出来ません。
地元の人はもっと忘れる事は出来ないと思います。
もし自分があの時も住んでいたら被災してたかも知れません。
起きた現実は心に記憶・記録して行かなくてはなりません。忘れてはならないのです。
午後2時46分黙祷。
現在は復興も進んで、小名浜港などは以前の活気を取り戻し、今では観光客もいっぱい来ています。
ら・ら・ミュウでは、地震当時の撮影されたブースが設けられているので観光で小名浜に行った際、立ち寄って見て下さい。 改めて地震・津波の凄さを感じると思います。
地震で多くの方が亡くなられています。
東北や小名浜に行った際、海に向かって手を合わせて頂ければと思います。