私は群馬県の隣の埼玉に住んでますが、富岡製糸場が5年前に世界遺産に登録され、1度行ってみたいと思いつつ中々行く機会がなく、気が付けば5年も経っていました。
私の家から車で約1時間位で行けるほど近い距離なのですが、仕事の忙しさとタイミングが合わず5年越しで今回やっと行く事が出来ました。
場内案内図
富岡製糸場入口
入口や建物は赤レンガ造りで日本の歴史を感じさせます。
富岡製糸場の敷地面積は16,255坪あるそうです。製糸工場としてはかなり大きな工場です。
東置繭所(ひがしおきまゆじょ)
私の子供達(モザイク処理)の後ろのレンガ造りの建物が東置繭所です。
明治5年に建築され、長さ104.4m、幅12.3m、高さ14.8mもあるそうです!
レンガで造られた建物のスケールの大きさは圧巻です!
1階は主に事務所兼作業場として使われ、2階に乾燥させた繭を貯蔵していたそうです。
2階
実際中に入ってみると、外観はレンガ・室内は木造の造りになったいるので、夏場なのに少し涼しい感じがして繭を貯蔵するには良さそうな所です。
東置繭所は国宝に指定されています。
繰糸所(そうしじょ)
こちらは木造建屋の繰糸所!
明治5年に建築され、長さ140.4m、幅12.3m、高さ12.1mの造りになっています。
こちらは繭から生糸を取る作業が行われていた場所だそうです。
創業当初は、フランス式の繰糸器300釜が設置されていた様で、その時の製糸規模が世界最大規模の製糸工場と聞き驚きました。
世界1ですからね( °_° )
内部は?
内部は生糸を取る作業の機械がありました。
結構長さのある機械が写真と反対側で2列並んでいます。
片側は機械の状態を保持する為、ビニールで覆われていますが、反対側はビニールで覆われていない部分があります。
こちらです!
昔の機械とは言え、結構工夫されて造られた機械で日本のものづくり技術の高さを伺える場所です。
こちらも国宝に指定されています。
首長館(しゅちょうかん)
明治6年に建築され、延床面積320坪。
製糸指導者として雇われたフランス人ポール・プリュナが家族と暮らしていた住居だそうです。
寄宿舎
こちらは女性従業員の寮として建てられた宿舎です。
昭和15年に建築され、長さ55m、幅7.3mの【妙義寮・浅間寮】として2棟並んで建てられた建物です。
寮だけ見ても、かなり多くの従業員が居た事が分かります。
診療所
富岡製糸場内には診療所も備わっており、体調が悪けれは直ぐ診察を受ける事が出来、病室もありるので入院も出来たそうです。
社宅76
こちらは社宅として使われていたギャラリーです。
社宅内
昔住んでたそのままの状態で展示されていました。明治・昭和にタイムスリップしたかのような懐かしい感じがしました(^^)
座繰り体験
社宅の並びでは繭から繰糸作りの体験も出来ます。
家の中は生きてるおかいこや繭などが展示されており、繰糸作り体験用の簡易的な機械?が置かれています。
産まれたばかりの【おかいこ】
数十匹のおかいこ。
子供の頃に桑の葉を食べてるおかいこを良く見かけましたが、最近ではほとんど見かけなくなりましたね!
何十年ぶりに見て、おかいこはこんな感じだったって子供の頃を思い出しました(^^)
座繰り体験
体験は1回200円!
体験で作った生糸はお土産として持ち帰れます。
最後はお富ちゃんと記念撮影
まだまだ見所は沢山あり、細かい所まで紹介出来ていませんので続きは富岡製糸場で!!
基本情報・アクセス
☏0274-64-0005
URL:http://www.tomioka-silk.jp
営業期間
開館:9:00~17:00 受付は午後16時30分まで
休館:12月29日~12月31日 点検・整備等の臨時休場あり <平成27年1月~12月までの毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は、翌木曜日を休場)>
入場料金
大人:1000円
大学生:250円(学生証必要)
高校生:250円(学生証必要)
中学生:150円
小学生:150円
その他:解説員による定時ガイドあり。20名以上の団体は要予約。
解説員によるガイド別途料金:大人1回200円(中学生以下100円)
※音声ガイド機の貸出(1台200円)や、スマートフォンを使っての見学場所の情報を聞く音声ガイド案内(無料)も行っています。
駐車場
周辺には有料駐車場があります。無料駐車場が良い方は富岡駅周辺に無料駐車場があるのでそちらを使って下さい。(製糸場まで徒歩600m)
交通アクセス
電車 : 上州富岡駅より徒歩約9分
車 : 上信越自動車道富岡ICより約5分
【世界遺産】富岡製糸場の歴史を実際行って直に感じてみて下さい。
繰糸作りの凄さを感じられます。