仕事で失敗した部下・後輩を注意するときの【重要な4つのポイント】と【言葉の伝え方】

 

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注意するときに気をつけること

仕事で失敗した部下や後輩に‥

注意したりすること‥
日常において よくあることだと思います!

今回は その時に《 気をつけること 》
話したいと思います


😤 😤 😤 😤 😤 😤 😤 😤 😤 😤 😤

パワハラだと思われたくない‥
部下に何と言って注意すればいいだろう?

後輩に失敗を何回も注意しても直らない など


人を注意する立場にある人は
少なからずこんな思いを抱えてはいないでしょうか?



実際に人を注意することは思った以上に難しいこと‥


「本当は注意したくないけど
立場上どうしてもミスは指摘しないといけない」という人もいます‥


どんな人でも
人に嫌われたいと 心底思っている人はいません!


人を注意することは
人に嫌われるかもしれないリスクがある‥ しかし


注意するときに 《あること》を気をつけると
人に嫌われるリスクを減らせます
そして 《あること》を気をつけると
格段に相手に聞き入れてもらいやすくなります

 

では‥
《仕事で失敗する部下・後輩を注意するときに気をつけること》
をご紹介していきたいと思います

 

 

◆注意の目的◆

人を注意するときに最も気をつけること

〜相手に伝わりやすくなる注意の仕方〜

🔖注意することは
相手を傷つけることを目的としていません‥



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相手のやる気を奪うことを
目的としてやっているのではないことを
最初に理解しておきましょう。
==================

 

注意することの目的は

大まかに3つに分けることができます

◉相手の不適切な行動を改善してもらうこと
◉相手を成長させること
◉やる気を奮い起こさせること


人を注意するときというのは
時には感情的になってしまうこともあります‥


感情的になってしまうと
相手の人格までをも
否定してしまう言葉を言ってしまうことがあります‥


しかし 注意する目的を
自分で自覚することで冷静になることができるのです♪


また 注意する目的を自覚することによって
どのように相手に注意すればいいかが分かってくるのです‥

 

 

人を注意するときに最も気をつけること

◉人格を否定しないこと
◉相手を責めないこと

 

人を注意するときは

自分で意識していなくても

相手の人格を否定する言い方になっている時

あります!


「どうしてできないの!」
「あなたこれで4回も5回も失敗してるんだよ!」
「この前も言ったけどどうしてまた失敗してしまうの?」

など 知らず知らずのうちに
相手を責める言い方になっていることが多いのです


「注意する側からしたら そんなつもりはない」と
思うかもしれません‥


しかし こう言った言葉は相手を責め
人格を否定しているように聞こえてしまうこともあるのです‥


相手を責めた言い方をすると
注意された方は防衛反応で心を閉じてしまいます😢


相手が心を閉じてしまえば
どんなに注意したとしても聞き入れてもらえなくなります‥


注意された側は萎縮してしまい
あなたの言葉がまったく頭に入ってこなくなるのです😢


そうなってしまうと いくら注意する側が
一生懸命に伝えようとしても何も伝わらなくなってしまう‥
それでは意味がありませんね

 

 

 

相手に伝わりやすくなる注意の仕方ポイント

○決して責めるわけではない
○決して否定するわけではない

ということを最初に分かってもらうことが重要になります


そのことを分かってもらうことで
相手は注意する側の言葉を
素直に受け入れてくれるのです‥☺️

 

 

☝️ポイント1

💫まず褒める

人を注意するときは最初に相手のことを褒める


最初に相手を褒めてあげることで
決してあなたの人格を否定しようと思っているわけではない
と伝えることができます


部下であれば
上司と話すことは 時に緊張することでもあります!

部下を褒めることで部下の緊張を取ってあげることができるのです♪

緊張が取れれば
部下も素直に心を開いてくれるようになります☺️



🔖褒めるときは具体的に‥

具体的に褒められることにより
相手の努力・頑張りを理解していることを伝えます!

たとえば

いつも仕事頑張ってくれていてありがとう
と漠然と部下を褒めると
イマイチ感謝の気持ちが伝わりにくいです


それよりも
この間出してくれた報告書
とても分かりやすくまとめられていて見やすかったよ!
迅速に出してくれたから私も迅速な対応ができたよ!

などと具体的に相手のした行動に対して褒めれば
相手は上司に認められていると感じ
心を開いてくれるようになります‥☺️


その後に
相手の行動の失敗を注意すれば素直に聞いてくれるようになるのです

 

 

☝️ポイント2

💫質問形式でお願いをする

相手の行動を改善してほしいという目的のとき
質問形式でお願いをすると
改善してくれる確率が高くなります


たとえば
なかなか積極的に電話を取らない新人社員に対して
「前も言ったよね?電話が鳴ったらすぐに取って!」
と注意するのではなく
「電話が鳴ったらなるべく迅速に電話を取るように心掛けてくれないかな?」
と質問形式にしてお願いをしましょう!


お願いをすることで
相手もすんなりと受け入れられるようになります


また質問形式でお願いをすることは
相手を尊重することになるのです

相手を尊重することは
人間関係を良くしていくために不可欠な要素です!

 

 

☝️ポイント3

💫主語を「私」にする

人を注意するときは主語が

「あなた」
「君」
「お前」
といった「2人称」の言葉を避けるようにしましょう!


「あなた」などの2人称を主語にすることによって
注意された側は責められていると感じやすくなるのです😢


なので人を注意するときは「私」を主語に♪

「私」を主語にすることで
相手の人格を否定することなく注意することができます♪


たとえば
「君! ここの部分が良くなかったよ!」
と「君」などの2人称を主語にすると
少し冷たい感じがしますよね‥

それに比べて
「この部分については、
こうするともっと良くなると私は思うんだ」というように・・

「私」を主語にすることで
相手の人格を否定せずに注意することができるのです

 

 

☝️ポイント4

💫具体的に

注意をするときは漠然とした注意の仕方をしていませんか?


たとえば、
「もっと気合を入れなさい!」
「もっと真面目にやりなさい!」
「もっときちんとしなさい!」

このような注意の仕方はあまり適切ではありません‼︎


部下が何度も同じ失敗をしてしまうとき
部下は自分の失敗の原因を理解していないこともあります‥

「もっときちんとしなさい!」と注意されても
どうきちんとすればいいのか? となります‥



そのような場合は具体的に改善策を挙げて
伝えるといいでしょう!

具体的な改善策を挙げる場合は
5W1Hで伝えると尚良くなります

 

 

〜5W1H〜

いつ どこで だれが なにを どのくらい
(どのように)

これを意識して伝えることで
具体的伝えることができるようになります♪


また 改善策を提案することもいいですが
どういった行動をすれば改善できるのかを
部下と一緒に考えてみるのも良いでしょう!



部下を育てていくために
そのようなことも必要な場合もあります♪

曖昧な言葉を使わず
物事を具体的に言葉に落とし込んでいくことで
状況を把握できるようになるのです

 

 

 

〜まとめ〜

いかがでしたか?
人を注意することは 正直
あまり心地のいいものではありませんよね...

しかし 仕事であれば
人を注意することも時には必要!!

一番大事なことは相手を尊重すること( •̀ᴗ•́ )/

相手を尊重することを心掛けていれば
今回お話した注意の仕方も
すんなりと実践できると思います☺️

ぜひ心掛けて実践してみてください